ひとりでできない − 交換

 被写体になった人物は、ぼくと何らかの会話を交わした人たちです。その場で初めて会った人もいれば、ずっと仲良くしている人もいます。吃音で思うように言葉が出ずに会話がうまくいかない。そのときの不十分な言葉の交換を視線の交換で補うことができるのかどうか、と思いながらシャッターを切っています。